2001年の７月に、『TINBOTWORLD』というホームページを始めました。東急ハンズに1000円で売っていた小さなゼンマイロボットに『TINBOT』という名前を付け、それを使って数十秒の動画を撮り、公開し始めたのです。自分でも愕然とするくらいトホホな映像でした。そのサイトを当時のアルバイト先の仲間に見せたら、可哀想な目で見られてしまいました。

でも数カ月後、フジテレビホームページの「少年タケシ」というデジタルコミックサイトの掲示板に宣伝の書き込みをしたところ、編集長さんが興味を持ってくださいました。これが御縁で、後に「お台場ちゃんねる」というストリーミング放送（現在終了）の中の番組で作品が配信されることになりました。
ほんのお小遣い程度ですが、あんなトホホ映像でギャラが貰えたという現実が面白かったです。

■TINBOTWORLD

現在は、『Tiny Motion Pictures』という名前に変えましたが、今でも私のへなちょこ映像を見ることが出来ます。
「ああ、これなら俺の方がもっといいものを作れそうだ」と自信が湧くことと思います。

■少年タケシ

フジテレビホームページのデジタルコミックサイト。
残念ながら、現在休刊中。